絵が上手くなる方法・・・具体的に・・・描き続けること
1,ポーズブックから真似て描く。よく観察する。自分の漫画の絵柄で描くと上達が早い。目標があるため。自分の漫画はどんな絵柄にしたいか決めておく。
フリー画像素材 pixabay https://pixabay.com/ja/
shutter stock https://www.shutterstock.com/ja/
photoAC https://www.photo-ac.com/に、人の全身や部分がありますので、本を購入しないで、こちらからまず描いてみてもよいです。パソコンを見ながらですので、描きやすいです。
ポーズブックですとネットより多い、ポーズ数を見られるのが利点。気軽にどこでも練習ができます。ただ、見ながら描くという点では、パソコンから画像を見て描くほうが楽かも。
2,人体を顔を球体、胴体を立方体、脚部を細長い長方体と捉えて描くのも良いです。慣れてくると体や顔の線をきれいに描けるようになります。顔の目、鼻、口の部分も顔を分割してあたりをつけて描いてみると早く描けます。これも慣れれば顔を分割しなくても描けるようになります。
3,上手くなるまでに停滞があります。新しいことにチャレンジする時は、最初はスムーズに行くように思えても動物や花、風景は上手く描けても、人間がうまく描けないというのはあるのです。それで漫画を描こうと漫画絵風の人間のデッサンを頑張る、それでも絵が下手になっていく。自分には漫画は、向いていないのではないかとさえ思える。それでも何とか漫画を描いてみたくて続けてみる。そうしていると、満足のいく描画の線が引けるように描けるようになっていく。
チャレンジー上手く行くと思えるー下手になるーなかなか上手くならないー諦めずに続けるー自分の思うように描けていく。
役に立つデッサンの本
たくさんの表情が載せられている有用な本。描写力を磨ける。ネット上の画像素材ではまだちょっと少ない分野なのでこういう本があると便利。
服の種類がいろいろ載っていてこれもまた便利。これも本のほうが漫画を描くためには、わかりやすい。普段から眺めています。服の形、構造、シワのより方、写真ですとわかりづらい時があるのです。大勢の人と一緒にいる場でモデルを頼める環境ならよいのですが、一人でこなす場合は、絵による図解で大助かり。登場人物は大抵服を着ていますし、複数のキャラクターの登場の時、服装で人物の描き分けをしますので。
人体の表面だけでなく、骨、筋肉、臓器の位置を把握しておくと構造がわかって描ける。これも普段眺めて頭の隅に置いておくとよい。
デッサンの実際例
上からちょっと見下ろした感じ、自分と同じ目の高さから、下から見上げたところから、この3つの視点から描く練習をします。顔はあたりをつけてから、目から描き始めるのが私は多いかな。鉛筆、シャープペンシルで描いて、ミリペンや筆ペンでペン入れをしてみます。今は鉛筆画でも漫画の原稿ができる時代なので、鉛筆画のスタイルで漫画を描こうという方はそのままでも良いと思います。
自分の絵を客観的に見るにはどうしたらいい?
1,過去と現在の自分の絵がどれぐらい進歩しているか見る。絵の先生、持ち込みに行った時の漫画の編集の方に絵の出来具合について聞いてみる。これからどう上手くなれるか学べるかもしれません。
2,漫画の場合、絵だけを練習するのではなく、自分の漫画のキャラクターで練習するとか、ゴールにしたいプロの漫画家の絵に似たものに近づけていくとか工夫が必要です。時間はかかりますが、上手に描き込めた時の達成感は何にも代えがたいのです。
3,情熱を持って描くことが大切。ブラックジャックによろしくという漫画を描かれた、佐藤秀峰氏は「描き続ける人が漫画家」と言っておられたのを見て、わたしも頑張ると決意しました。